茨城県美浦村にある、鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)へ行ってきました。
この日は、しばらく大雨が続いていたうえに、さらに台風が来る前日。
天気もあまりよくなくて、「ちゃんと見られるかな?」と思いながら向かったのですが、結果的にはかなり印象に残る場所でした。
霞ヶ浦のほとりに残る、旧海軍の施設
鹿島海軍航空隊は、1938年(昭和13年)に、水上機の操縦教育を行う施設として設置された場所です。
現在も旧本庁舎や汽缶場(ボイラー室)、自力発電所など、当時の施設が残っています。
戦後から長い年月が経っているにもかかわらず、建物には大きく手を加えられていない部分も多く、当時の面影を色濃く残す貴重な戦争遺構となっています。
現在は「大山湖畔公園(鹿島海軍航空隊跡)」として整備され、土日に一般公開されています。私が訪れたのは日曜日でした。
映画やドラマ、MVなどの撮影場所としても使われているそうで、『宝島』やOmoinotakeの『蕾』などの撮影実績もあります。美浦村では現在もロケ地として紹介されています。
実際に歩いてみると、確かに普通の公園とはまったく違う雰囲気。
古い建物と伸びた草木、時間が止まったような空気があって、写真で見るのと実際にその場所に立つのとでは全然違いました。
たまたまガイドツアーの時間だった
今回は特に予約などをしていなかったのですが、到着するとちょうどガイドツアーが開催されるところでした。
せっかくなので、そのまま参加。
公式では、開園日の10時と14時にガイドツアーが行われていて、通常は入れない施設の一部もスタッフさんの解説を聞きながら見学できます。入園者なら追加料金なしで参加できます。
何も知らずに建物だけを見るのと、
「ここが何に使われていたのか」
「当時ここに何があったのか」
という話を聞きながら見るのでは、やっぱり印象が全然違います。
たまたま時間が合っただけだったけれど、参加できてよかった。

大雨の影響で、自力発電所跡には行けず……
ただ、この日は残念なことも。
大雨が何日も続いていた影響で、敷地内にはかなり水がたまっていました。
そして今回、私がいちばん見たかった「自力発電所跡」まで行くことができませんでした。
ここが今回いちばん悔しかったところ。
自力発電所跡も鹿島海軍航空隊の遺構として現在まで残されている施設のひとつです。
「せっかくここまで来たのにー!」と思ったけれど、台風前日で、しかもあれだけ雨が降ったあと。
さすがに仕方ない。
これはもう、
「晴れている日にもう一回来なさい」
ということだと思うことにしました。

晴天の日とは違う雰囲気もあった
自力発電所跡に行けなかったのは残念だったけれど、雨の日だからこその雰囲気もありました。
曇った空。
濡れたコンクリート。
草木に覆われた古い建物。
そして、霞ヶ浦のすぐそばに残された戦争の跡。
晴れた日に来たら、またまったく違って見えるんだろうなと思います。
廃墟が好きというだけではなく、ここで実際に多くの人たちが生活し、訓練していた時代があったということを考えると、不思議な感覚になります。
今は「公園」として残されている場所だけれど、普通の公園とは少し違う。
歴史そのものの中を歩いているような場所でした。
次に行くなら、今度こそ天気のいい日に。
そして今回見ることのできなかった自力発電所跡まで行ってみたい。
鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)
茨城県稲敷郡美浦村大山にある戦争遺構。現在は土日に一般公開されています。
通常の開園日は、3〜11月が9:00〜17:00、12〜2月が9:00〜16:00。天候などによって臨時休園になる場合があります。
今回みたいに大雨のあとだと、一部見学できない場所が出ることもあるので、遠方から行く場合は公式サイトを確認してから行くのがおすすめです。









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